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リビア空爆のゆくえ

内戦状態のリビアに対し、多国籍軍が空爆を行っている。

しかし、空爆がどうにも小規模なのである。例えば、以下の報道がある。


>>米英仏など参加の多国籍軍は23日も対リビア空爆を続行し、
>>19日の作戦開始以来の出撃回数はのべ300回を超えた。
>>
>>(後略)
>>
>>http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110323-OYT1T00960.htm


記事中の『300回』は、恐らく「300ソーティ」のことだろう(ソーティというのは、出撃機数とほぼ同じ意味)。

4日間で300ソーティというのは、近年の戦争としてはずいぶん小規模である。
最近の戦争での空爆の実績を見てみると・・・・


湾岸戦争: (1991年1月17日~3月1日)
110000ソーティ (平均2600ソーティ/日)

ユーゴ空襲 (1999年3月24日~6月10日):
38400ソーティ (平均500ソーティ/日)

イラク戦争 (2003年3月20日~4月18日):
41400ソーティ (平均1400ソーティ/日)


だいたい空爆というものは、最初はスローペースで、次第に密度を上げていくものであるが、それにしても今回のリビアは少ない。イラク戦争の10分の1以下のペースである。これでは、大したダメージをリビア政府軍に与えられないのでは。


しかも、空襲と呼応して作戦を行う地上部隊が、今回のリビアでは弱体である。湾岸戦争では多国籍軍が、イラク戦争では米英軍が空襲の後に陸戦で勝利したが、今回のリビア内戦ではこういった強力な陸上部隊は全く望めない。

ユーゴ紛争では、NATOはまともな陸上部隊を派遣せず、現地軍(実質的にはクロアチア人およびボシュニャク人の民兵)に任せた。その結果、ユーゴ軍に対して地上での決定的な勝利はできず、紛争は泥沼化した。
このユーゴの経験を考えるなら、リビアで反体制派が決定的な勝利を得るのはムリなのではと思う。空爆だけでは、カダフィの勝利は阻止できても、反体制派の勝利を引き出すのはできないだろう。

NATOがリビアの収集をどうやってつけるのか、見ものである。

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