Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://husou.blog38.fc2.com/tb.php/147-668b83cb

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

ナンバープレートの憂鬱


コソボ政府が、「セルビアのナンバーを着けた車のコソボ通行を許さない」と主張し始めた。以下ソースの抜粋。


>>Kosovo Albanian officials have announced that
>>vehicles with Serbian license plates will not
>>be allowed to enter Kosovo starting from next week.
>>
>>コソボ政府は、セルビアのナンバーをつけた車両の
>>コソボ領内の通行を次週より許可しないと述べた。

>>He told Tanjug that EULEX was planning on banning
>>such vehicles from entering Kosovo at the Jarinje
>>and Brnjak crossings.
>>
>>内務大臣は記者に対し、EULEXはジャリニェやブルニャクの
>>国境よりコソボに入国する車両の通行封鎖を計画してきたと
>>述べた。

>>She did not want to comment on the announcement that
>>(後略)
>>
>>EULEXのスポークスマンは、この件へのコメントを避けた。


http://www.b92.net/eng/news/politics-article.php?yyyy=2012&mm=06&dd=10&nav_id=80688


コソボ政府とEULEXの温度差が面白いのだが、まぁそこは置いておこう。

コソボ政府にしてみれば、『自国の領土』たるコソボ北部で、セルビアのナンバーをつけた車が我が物顔で走っているというのは、許しがたい行為には違いない。自国を走る車を、自国政府が管轄しきれていないということなのだから。
(シェンゲン協定圏では、ナンバープレートや情報の共有が行われているが、セルビアとコソボの間にそんな協力関係があるわけがない)


それにしても、この話を聞いて思い出したのは、ボスニアである。紛争後のボスニアでは、スルプスカ共和国とボスニア連邦が別々のナンバーを発行していた。そして、それぞれの支配地域に、別のナンバーをつけてノコノコと入ってきた車に対し、ひどい嫌がらせが行われた。通行の邪魔をされたり石を投げられたりというのはまだマシな方で、運が悪ければ銃撃されたり燃やされる。

ただ、各車のドライバーが複数のナンバープレートを非合法に入手して、場所に合わせて付け替えるようになるにつれ、この「別ナンバー制」は意味を失っていった。


このボスニアの経験に照らすなら、今回のコソボの動きも、どうせじきに意味を失うだろう。国境を越えるときにナンバーを付け替える手間が増えるだけだ。


それにコソボにしたって、仮にセルビアナンバーの車の通行を全面的に禁止すれば、経済的なダメージを受けるのはコソボ自身だとわかっているだろう。EULEXやコソボ政府が、マジメに取り締まりをするとも思えない。

ただの想像だが、コソボ政府は意図的にセルビアと小規模な揉め事を起こすことで、コソボを政治的に安定させたいだけなのではないか。



ユーゴスラビアはむずかしい。
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://husou.blog38.fc2.com/tb.php/147-668b83cb

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

扶桑

Author:扶桑
  
本家サイトはシスプリが中心ですが、こちらは特にテーマを絞らず、面白いと思ったことはなんでも取り扱っていきます。

最近は、冷戦、ソビエト連邦、旧ユーゴスラビアなどのネタが増えてます。

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。