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シリア騒擾とトルコのこと



トルコが、シリア国境地帯を攻撃したり、シリア現政府側の輸送機を拿捕したりと、活発に対シリア活動をしている。以下、いくつかソース。

シリアから砲弾、5人死亡 トルコ軍が報復攻撃

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0400D_U2A001C1EB1000/


トルコ シリア機を強制着陸

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012101102000254.html


トルコ:戦闘機25機を追加配備

http://mainichi.jp/select/news/20121010k0000e030194000c.html



今回のシリア騒擾に対して、トルコの立場はかなりビミョ~だ。

まず、親露的な現シリア政府が生き残るのは忌々しいところだろう。
現在は、トルコ ― イスラエル同盟と、ロシア ― シリア同盟という、見事なほどのチェッカーボード的対立が存在している。もし現シリア政府が崩壊すれば、中東におけるロシアのプレゼンスを低下させ、相対的にトルコが優位に立てる。現政府が生き残れば逆のことが起きる。


だが、それなら安易に反乱軍が勝利すればいいかというと、そうでもない。もし現政府が倒れ、それなりに民主的な政権が誕生すれば、シリア北部のクルド人地域で、クルド人の自治権が拡大する可能性が高い。そうなると、トルコ国内のクルド人のナショナリズムが強まり、トルコにとって不安の種となる(あまり知られていないが、トルコ東部における民族対立や、少数民族への弾圧は昔からかなり苛烈である)。


そうなるとトルコは、現シリア政府を倒すことを前提に、反乱側のクルド人勢力を打撃し、反乱側の親トルコ・反クルド人を支援するといった行動をとるんじゃないだろうか。トルコにとっての理想的な結末は、反乱側の親トルコ・反クルド人勢力主体の新政権だろうから。
複雑なので、図にする。

4blog.png


もしかしたらシリア動乱は、トルコとロシアの代理戦争っぽくなっていくかもしれない。新しいタイプの露土戦争だ。

何にせよ、シリア情勢はもう少し観察を続けたい。




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