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セルビア宗教界の主張

セルビア正教会の総主教が、コソボに関するステートメントを発表した。以下ソースの抜粋。


>>Serbian Patriarch Irinej has stated that a
>>state platform on Kosovo is the best solution
>>for the Kosovo problem.
>>
>>セルビア正教会の総主教であるイリネイ氏は、
>>コソボにおける自治州の設置こそが、コソボに
>>関する問題の最善の解決手段であると述べた。

>>Irinej (中略) warned that “if someone asks
>>Serbia to renounce Kosovo in order to be a part
>>of the European community, then it is a too
>>high price we cannot accept”.
>>
>>イリネイ氏は、「もしセルビアに対し誰かが、
>>『ヨーロッパの一員となるためコソボを放棄せよ』
>>と主張した場合、それは我々にとって耐え難い
>>要求となる」と警告した。


http://www.b92.net/eng/news/society-article.php?yyyy=2012&mm=12&dd=30&nav_id=83916



総主教の主張自体には、これといって目新しい内容は含まれていない。「コソボの独立は認めない。しかし、『コソボ・メトヒヤ』に対しある程度の自治権を認めるのはやぶさかではない」という、セルビア政府の従来の立場を踏襲したものである。

しかし、コソボ政府がコソボの大半を実効支配し、国際社会がセルビアによるコソボの再統治を認めない雰囲気の中で、セルビアのこういった主張は、率直に言えば現実離れしている。

客観的に見れば、コソボの喪失そのものは、セルビアにとって不可避である。本来であれば、コソボの放棄の代償としてEUから何を得られるか、という条件闘争を行うフェイズにあるべきである。
しかしセルビア政府もセルビアの宗教界も、教条主義的にコソボの独立を拒否し、国内の民族ナショナリズムをあおるばかりである。これでは、交渉も何もあったものではない。
(いや、もしかしたら、『セルビア政府およびセルビア国民は、コソボの独立を認める意思はまったくない』ということをアピールし、交渉を優位に進めるためのカードの1つにするつもりなのかもしれないが・・・・・深読みしすぎか)

もう、少なくとも直近の数十年において、セルビアがコソボを支配することはムリなのである。セルビアは、セルビア人というネイションの100年先、200年先の未来のために、膝を屈してEUに対し門戸を開くのが今の最善手なのだ。なんとかして、セルビアにそれを理解してほしいのだが・・・・

セルビアに幸あれ。


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