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キリルとラテンの交差点


クロアチアで、標識にキリル文字を導入するかで議論が起きているようだ。以下ソースの抜粋と和訳。


>>Udbina, a town of about 2,000 people in
>>central Croatia where 52 per cent of the
>>population are Serbs,
>>(中略)
>>Signs in both Latin and Cyrillic script
>>have been installed at the municipality
>>building and at local public cultural
>>centre in Udbina.
>>
>>人口の半分をセルビア系住民が占める、
>>クロアチア中部のウドビナと言う町の、
>>(中略)
>>市役所や公民館において、ラテン文字と
>>キリル文字の両方が導入されつつある。


>>“Udbina is different from Vukovar,”
>>Pesut told Croatian media.
>>“Vukovar is a special symbol. Wounds
>>there are still open. We have to be
>>extremely cautious with Vukovar,”
>>he said.
>>
>>「ウドビナはブコバルと事情が違う」と、
>>同市の市長のPesut氏はクロアチア紙に
>>対してコメントした。
>>「ブコバルは特別な象徴であり、未だに
>>傷跡は深い。ブコバルに対しては非常な
>>配慮が必要だ」と同氏は述べた。


http://www.balkaninsight.com/en/article/croatian-town-of-udbina-introduces-cyrrilic-1


現在、クロアチアではラテン文字、セルビアではキリル文字が使われ、それぞれの文字がお互いの民族を象徴している。
しかし、もともとはどちらの国でも両方の文字が使われており、どっちの民族も両方の文字を読める。現実問題として、要するに、ひらがなとカタカナくらいの差しかない。

また、セルビア語とクロアチア語は非常に似ており、文法やスペリングがわずかに違うだけで、お互いの意思疎通に支障はない。


だからこそ、記事にあるように、「ラテン文字とキリル文字の併記(またはセルビア語とクロアチア語の併記)」が問題となるのだろう。実用性とか利便性といった観点ではほぼ無意味であり、象徴的な意味合いしか持たないからだ。



別に、併記をするかしないかの論争(というか無意味な水掛け論)を批判するつもりはない。あるいは、併記された標識に対して誰かがスプレーをぶっかけようと、まぁ別にいい(「スプレーされた標識」は旧ユーゴ名物だし)。

問題は、ヒートアップした双方の若い衆が、暴力沙汰を始めたときだ。旧ユーゴでは、子供が川で溺れたとか、サッカーで選手が審判に蹴りを入れたとか、すげぇ下らないことをきっかけに猛烈な暴力の応酬が起きるという悪いクセがある。この20年ほど、旧ユーゴでは平穏が続いているが、この暴発癖がなくなったとはとうてい思えない。


スラボーニャ地方に平穏が続くことを、祈るばかりである。


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