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除隊兵士の行く末は

ベトナム戦争のときも深刻な問題となったが、近年のアメリカで、アフガニスタンやイラクから帰ってきた除隊兵士の社会復帰がうまくいっていないらしい。以下ソース。


>> ワシントン──米国内のホームレスのうち、約4人に1人が退役軍人で、この中には近ごろ
>> イラクやアフガニスタンから戻ったばかりの若い世代も多く含まれていることが、米ホーム
>> レス支援団体の調査で明らかになった。ホームレスとなった退役軍人には、心的外傷後スト
>> レス障害(PTSD)や薬物中毒問題を抱えている人が多く、包括的な支援が必要だと訴えている。

(中略)

>> ホームレス74万4313人のうち、退役軍人が19万4254人を占めたという。
>> また、長期間にわたって、もしくは繰り返しホームレス状態に陥る元兵士は、
>> 約4万4000─6万4000人に達すると指摘。さらに、収入の半分以上を
>> 住居費が占め、ホームレスに陥る危険性が高い人々は、46万8000人に及ぶと
>> している。

(後略)

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200711080025.html



将校は別だが、戦時における米軍の兵士は、ろくに英語の読み書きも(場合によっては会話も)できないような貧困層や少数民族が多いから、除隊後によけいに社会復帰ができない。ただでさえまともな職のない階級出身なのに、戦争で精神を病んだり麻薬中毒になったり(特にベトナムがひどかった)、あるいは肉体的な障害を負ったりするから、単純労働すらできない元兵士が溢れることになる。
結果として、戦地で戦った兵士がホームレスになり、兵役を避けた層が社会の上流を占めるという、やるせない結果になる。


第二次世界大戦のように、若者が根こそぎ動員されるような大規模戦争の場合は、逆に戦争終結後の除隊兵士の社会復帰がしやすかったりする。社会全体に除隊兵士を受け入れようとする風潮ができるからである。あるいは湾岸戦争のように、ごく短期間で終わった戦争の場合は、参戦した兵士の絶対数が少ないために、あまり深刻な社会問題にはならない。


だが、ベトナム戦争や、今回のアフガニスタン、イラクのように、泥沼化した中規模紛争の場合は最悪の結果になる。兵役につく延べ人数はダラダラと増え続ける上に、戦争の長期化により社会全体に 「慣れ」 が生じ、除隊兵士を受け入れようとする意識がなくなっていくからである。

貧困のせいで軍以外にまともな就職先がなく、選択の余地なく兵士となり、戦場で辛い思いをし、帰ってきたら以前よりもっとひどい貧困に置かれる兵士こそ、無残である。同情を禁じえない。


映画の「ランボー」は、そんな除隊兵士をうまく表現していた。続編以降は頭の悪いアクション映画になってしまったが。

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