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中国産スホーイ

中国が、ライセンス生産を行っていたSu-27の国産化に成功したらしい。以下ソース。

>>ロシアのメディアは22日までに、中国がロシアから購入した一線級戦闘機「スホイ-27」の
>>複製製造に成功し、今後、同機を量産して第三国に輸出する可能性が出てきたと報じた。
>>ロシアは、旧式装備を中心としていた中国の武器輸出が一線機にまで拡大すれば、エネルギー
>>などと並びロシアの輸出を支える防衛産業の基盤が脅かされかねないと警戒を強めている。
>>
>>露ノーボスチ通信などによると、中国は1992年にスホイ-27を76機購入。95年には、同機を
>>小幅改造した単座機「殲撃-11」を中心に200機のライセンス製造で合意したが、搭載する
>>電子機器やエンジンの技術移転は認められず、ロシアから直接購入していた。
>>今回、エンジン製造などを含めた一貫生産に成功したという。
>>
>>(中略)
>>
>>報道によると、露国営武器輸出公社ロスオボロンエクスポルトの幹部は「中国がエンジン製造で
>>技術的な壁を突破したことにより、部品の内製比率は現在の7割から9割に上昇する」と話す。
>>
>>他の関係者も、中国がスホイ-27複製機の一貫製造に踏み切れば、第三国市場でロシアのシェアを
>>奪うのは容易と指摘。06年までの4年間でそれぞれ世界市場の3割のシェアを握る米露両国を
>>脅かす可能性がある。
>>
>>とくに、ロシアは武器輸出代金を新たな軍事技術の開発に当てている。輸出の減少は米国との
>>技術開発競争で後れを取る結果につながり、武器の提供を外交の道具として積極活用している
>>ロシアには痛手になる。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~nugisuta/nsg/top.htm


要約すると
・ロシアから生産許可をもらい、「Su-27」を生産。ただし、エンジンをはじめとする肝心の部分はロシアから輸入
    ↓
・その「肝心の部分」を国産でまかない、自国産戦闘機として「Su-27 中国産エンジンバージョン」を生産

という流れになる。ライセンス生産中に技術を蓄え、ブラックボックス化されていたエンジンをはじめとする諸部品を自国生産でまかなったのである。これは相当ながんばりである。

もし中国がこの「中国産Su-27」を思い切った廉価販売を行うなら、購入を検討する中進国は少なくないと思われる。先進国以外の国家では、Mig-21やF-5のようなベトナム戦争時代の戦闘機がまだまだ現役で仕事をしている。そのような国にとって、多少性能が本物より劣ろうが、信頼性が低かろうが、Su-27が安く手に入るのは大変魅力的である。

ただし、あまりにおおっぴらに購入を行うとロシアから睨まれる危険性がある。ロシアは自国の兵器のシェアが他国で落ちることを非常に嫌うからである(ロシアに限らず、アメリカもそうだが)。そのため、購入を行うのは、ロシアから直接嫌がらせを受けにくく、かつ中国と友好的な国に限られるだろう。具体的には、リビアやパキスタン、中東諸国、北朝鮮くらいだろうか。特に中東諸国は、強大なイスラエル空軍に対抗する戦力を欲しているので、商談に乗ってくる可能性は高い。

まあ、仮に商談がまとまったとしても、機体が生産され、それが輸出国で実戦配備につくまでは、どう短く見積もっても年単位の時間がかかる。そのため、今すぐどうこうということはない。むしろ、完全にコケにされた立場のソ連、もといロシアがどう出てくるかの方が見ものである。


話は変わるが、試験的に購入した兵器を複製して、あたかも自国で開発した兵器であるかのように偽る行為は、むしろ日本陸軍のお家芸だった。特に重機関銃が有名である。
フランスから購入したオチキス社の機関銃(保式機関銃)を改良して三八式機関銃とし、さらにそれを改造して三年式重機関銃、九二式重機関銃、一式重機関銃という名前に変え、終戦まで日本陸軍の主力重機関銃として大いに活躍させた。
戦後に警察予備隊が発足した際には、この一式重機関銃を再び生産して使用することも検討したのだから、なかなか厚かましい(結局は、弾薬の補給が面倒という理由で、米軍と共通のM1919を使うことに決着したが)。

日本軍は第一次大戦後、大戦ですさまじい進歩を遂げた欧州の各種兵器を輸入して研究しようとした。しかし欧米諸国には、すでに日本軍の上のような悪癖は知れ渡っていた。そのため、信頼のおけない日本に対し兵器を輸出することを、どの国もうれしく思わなかった。そのせいで新兵器の研究が遅れ、軍の近代化が阻害されたのだから、因果応報と言うほかない。国際的信義を失うということがどういうことか、よくわかる。
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