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インド製SLBM

インドが、潜水艦に積む核ミサイルの実験に成功したようだ。以下ソース。


>>インドは26日、核弾頭搭載可能なミサイルを水中から発射する初の実験に成功したと発表した。
>>
>>実験は26日午後1時(日本時間午後4時30分)頃、港湾都市ビシャカパトナム(Visakhapatnam)
>>近海のインド南東沖で行われた。
>>発射は水中の発射台から行われた。インド政府は今月、潜水艦に搭載可能な射程700キロ
>>メートルの弾道ミサイル「K-15」の発射実験を行うと発表していた。
>>
>>インド政府の防衛研究開発機関(Defence Research and Development Organisation、DRDO)の
>>S. Prahlada主任担当官は、「K-15」ミサイルが、インドが建造中の原子力潜水艦に搭載される
>>予定だと述べていた。
>>
>>また、インド海軍広報官は、2009年内に原子力潜水艦の海上試運転を実施する見込みであると
>>述べている。
>>
>>1998年5月の核実験後、インド政府は、陸海空からの弾道ミサイルの発射を可能にするための
>>開発を重視する政策を発表していた。(c)AFP/Parul Gupta



現在のインドにとって、第一位の仮想敵国は中国である。一般的には、しょっちゅう紛争をしているパキスタンと思われている節があるが、パキスタン軍は兵力、質ともにインド軍に比べて大きく見劣りする。そのためインドは、短期的で低レベルの脅威としてパキスタン、長期的で高レベルの脅威として中国を想定している。

今次の実験の成功により、インドは大きな核戦力を手に入れる下地を整えた。このミサイルの攻撃目標は主に中国、副次的目標がロシアだろう(広い意味では日本ももちろん攻撃対象に入っているが)。
インド海軍は2008年現在、複数の原子力潜水艦の建造を開始している。今回の実験でのミサイルは、この新型原潜に搭載する予定のものだろう。


念のため、核攻撃の方法について簡単に触れる。大きく分けると、戦略核の攻撃方法は3つある。航空爆弾、SLBM、ICBMの3つである。

航空爆弾は、航空機に核爆弾を搭載して敵地に落とすという方法である。他の攻撃方法に比べて、最も阻止される可能性が高い。だが、核爆弾さえ開発すれば現用の飛行機を転用するだけで大抵は大丈夫という手軽さがある(理想を言うなら、B-2のようなステルス爆撃機があるに越したことはないが)。
技術的に易しいため、核開発を行う国が最初に作るの戦略核兵器はおおむねこれである。インドやパキスタンも、戦略核としてはこれしか保有していないと思われる。
また、あらゆる核の攻撃方法の中で、唯一実戦で用いられたことがある。

次がSLBM、つまり潜水艦から発射する弾道ミサイルである。航空爆弾と比べ、発射場所をある程度自由に選べる上、ミサイルしか発射しないため目標が小さく(つまりレーダーに探知されにくく)、速度も速いと、迎撃が非常に難しい。現実的には不可能に近いといっていい。
長期間の作戦が可能な原子力潜水艦さえあれば、SLBMは非常に強力で、阻止が極めて困難な戦略的核戦力になる。イギリスとフランスは、戦略核をすべてこのSLBMに集約させてしまった。

ICBMに関しては省略。


今後の中印関係は、短期的にはくっついたり離れたりを繰り返すだろうが、大局的には恐らく悪化していく。両国ともに目覚しい経済発展と人口の増大により、エネルギー不足が発生している。中東や西アジア、東南アジアの資源地帯における主導権争いは避けられないだろう。中印の対立が起きた際、インドにとって強大な戦略核の存在は絶対に必要になる。インドが国際的な批判を浴びながらも核武装を充足させているのは、このような未来を見越しているからである。
もちろん、核のほかにも通常戦力の充実を、両国ともにしていくだろう。アジア全域の軍拡は、しばらくとどまりそうもない。
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