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ソビエタルジー・ロシア

最近のロシア空軍について、面白いコラムがあった。以下引用。

>>核爆弾搭載可能の爆撃機が駐機する、ロシア南部のエンゲルス空軍基地には、ソ連時代の
>>「栄光の日々」が戻りつつある。兵士たちにとって、米国はもはや眼中にはない。
>>指令があれば、ただちに世界のどこへでも赴く準備ができている。
>>
>>(中略)
>>
>>ソ連時代のインフラとハイテク機器が混在するこの基地のカフェテリアで、インタビューに
>>応じたパイロットのOleg Mikhailishchinさんは「古き良き時代が戻ってきた」と話す。
>>カフェテリア内は、ソ連時代の赤い紋章で埋め尽くされている。
>>
>>(中略)
>>
>>ロシア空軍は2007年8月、ウラジーミル・プーチン大統領(当時)の命を受け、戦略爆撃機の
>>長距離偵察を15年ぶりに再開した。ロシアが全世界に「新たな自信」を見せつけるかのような
>>偵察飛行は、西側諸国の間に動揺を与えている。
>>
>>(中略)
>>
>>飛行指揮官は「すばらしかったあの時代をこの基地で過ごした。それから低迷期に突入した」と
>>話すと、ボリス・エリツィン大統領(当時)が1990年代に米大統領と締結した軍縮条約に思いを
>>巡らし、顔をくもらせた。この条約のもとでエンゲルス基地は縮小されたのだ。将校や元
>>パイロットは、「栄光を米国人に持っていかれた」「われわれは屈服した。ソ連の全国民にとって
>>心が痛む選択だった」と口をそろえる。
>>
>>(中略)
>>
>>冷戦時代に長距離爆撃機のパイロットをやっていたというKostyunin副司令官は、「(偵察飛行は)
>>力のシンボルであると同時に、善意のシンボルでもある。われわれのことを知れば知るほど、
>>あなた方はわれわれを愛し、そして尊敬することになるだろう」と話した。
>>
>>http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2522811/3385567


ここ数年、イギリスを始めとする各国に緊張を強いている戦略爆撃機の飛行を、「善意のシンボル」 と言い切ってしまうところが、実にソビエト的な発想である。国連総会でのフルシチョフの振る舞い (机と靴を使ってやったアレ) なんかを思い出すと、やっぱりソビエトと西側では、言論というものの意味が全く異なるのではないかと思う。どれだけ論理的に破綻していても、とりあえず自分にとって都合のいい事を言ってしまえ、という東側的作法は、慣れれば怒る気にもならない。むしろ、理知的で温厚な意見を述べるソ連など、逆に空恐ろしい。


それにしても、現在のロシア人がソビエト時代を懐かしみ、かつての栄光を求める気持ちは、やはり大変なものがあるのだろう。
旧東ドイツ市民や旧ユーゴスラビア国民も同じように、存在しなくなってしまった祖国を懐古する気持ちがあると言う(いわゆる、オスタルジーやユーゴノスタルギヤと言われる感情)。経済的、政治的に苦しみ続けた小国の国民ですらそうなのだから、かつてアメリカと並ぶ 「超大国」 であったソビエト連邦を思う気持ちがロシア人にとって強いのも当然だろう。過去になるにつれて、人間は嫌だったことは忘れるものだし。


世界にとって、そしてロシア人にとって、ソビエト社会主義共和国連邦という国が何だったのか、最近またわからなくなってきた。
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最近は、冷戦、ソビエト連邦、旧ユーゴスラビアなどのネタが増えてます。

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